新成人 ~ 自分・お金・時間が大切 ~

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新成人 ~ 自分・お金・時間が大切 ~

毎年1月の「成人の日」には、日本全国の自治体が「新成人」を招いて「成人式」を行う様子が話題になります。

「成人」とは、心身ともに十分に成長し、一人前の大人として社会的に認められた人をいい、多くの国では、法律によって「成人」の年齢を定めています。

日本では、明治時代から約140年もの間、民法において「20歳」を成年と定めていましたが、この民法が改正された2022年4月1日以降は、「18歳」が成年となりました。

「成人式」に参加する対象年齢を決めるのは各自治体に委ねられていますが、多くの自治体では従来通り「20歳」のまま行っていて、「二十歳の集い」などと呼んでいます。

これは、飲酒や喫煙が「20歳」からと定められているためで、そのほか、公営競技の投票権の購入などの行為も、健康被害への懸念、非行防止、ギャンブル依存症対策などの観点から「20歳」という年齢が維持されているのです。

さて、今年の「成人式」の対象となる「新成人」は、高校入学時に第1回目の緊急事態宣言が発令されて、入学式や修学旅行などの学校行事が中止された、まさにコロナ禍の高校時代を過ごした若者たちなのです。

そんな「新成人」が、どんな「成人」に成長しているのか、ちょっと気になりますよね。

株式会社マクロミルが、今年の「新成人」500人を対象にインターネット調査を実施していますので、その結果から、主な要点をご紹介します。


[政治・経済・社会ニュースでは、「経済問題」への関心が高い]
・第1位「経済・金融政策」41.4%
・第2位「景気・雇用対策」35.4%

[貯蓄や資産運用は半々]
・「している」56.0%
・「していない」44.0%

[価値観は「自分らしさを大切に」、そして「タイパ(タイムパフォーマンス)重視」志向が高まる傾向]
・第1位「自分らしさ(他者は他者、自分は自分)を大切にする」48.0%
・「タイパを重視する」22.8%は5.2ポイント増加

[タイパ志向を背景に、ショート動画への人気の高まり]
・「TikTok」利用率61.2%
・「BeReal.」利用率28.2%

[生成AIの使用頻度「週1日以上」が37.0%で、学習での使用が目立つ]
・「レポートや論文の執筆をする時」53.6%
・「課題の回答案を作成する時」44.5%

[海外への関心が全体的に低下し、特に「ワーキングホリデー」への関心は大幅減]
・「外国語習得」61.4%、「海外旅行」56.0%、「外国人と日本国内で働くこと」47.2%など、各項目が軒並み低下
・「ワーキングホリデー」33.2%は12.6ポイント減少

[「成人式」への参加意向は年々減少]
・「参加する」56.8%は8.8ポイント減少


実は、近年「成人式」には参加しない「新成人」が増えていて、各社の調査において「参加しない」人が約半数に上ります。

参加しない理由は、「忙しい」「会いたい友達がいない」「準備がめんどくさい」「お金がもったいない」などがあげられるそうです。

「成人式」は一生に一度の大きなイベントなので、後から後悔しない選択をしてほしいものですね。

お問い合わせは、ホームページ「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。

「成人式」に参加しなくても、家族で記念撮影したり、友人に連絡をとってみたりと、何かひとつ思い出を残しておくのもいいかもしれませんね。

[ 一般社団法人 目白心理総合研究所 ]
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