ミクロネーション ～ プリンセスも夢じゃない !? ~

ミクロネーション ～ プリンセスも夢じゃない !? ~ 。 幼い頃、プリンセスに憧れたり、王様になって楽しく暮らしたいと思ったことはありませんか。 ドイツの法学者ゲオルグ・イェリネック（Georg Jellinek）によれば、国家が成立するには「主権」「領域」「国民」 の3つの要素が必要とされ、実はこの三要素を揃えて独立宣言さえすれば、誰にでも建国ができるのです。 もちろん、それを「国家」として他国が認めるかどうかは難しいのですが、「国家をつくること」自体はできます。 このような「国家」としては承認されていないけど独立を主張している国家のことを「ミクロネーション（Micronation）」といい、「ミクロ国家」や「自称国家」ともいわれます。 現在，日本が承認している国の数は日本を含めて196か国ありますが、「ミクロネーション」は主要国際機関に承認されていないので地図に記載されず、正確な数もわかっていませんが、世界中にいくつも存在しています。 「ミクロネーション」にはとてもユニークな国が多く、ここでは３つご紹介したいと思います。 １　シーランド公国 シーランド公国は、第二次世界大戦中にイギリス軍が海上に建設した「マンセル要塞」の最も北に位置していたフォート・ラフスを領土として独立宣言しました。もともとはイギリス陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツ（建国後ロイ・ベーツ公）がここで海賊放送を運営しており、1967年に海上放送法から逃れるために宣言しました。その後、クーデター、火災、国が売りに出されたこともありますが、現在は孫のリアム・ベーツ公が管理しています。シーランド公国の貴族制度は、安価に爵位を買うことができるので、日本の有名人でも持っている方がいます。 ２　ヌートピア ベトナム反戦運動に関わり監視対象になっていたジョン・レノンが、米国出入国管理局と永住権をめぐる闘争の最中（1973年）に、「イマジン」の思想を受け継ぐ国家の建国を宣言して、政府を痛烈に批判しました。国土はなく、国旗は白いハンカチ、国歌はアルバム『マインド・ゲームス』の中の「ヌートピア国際賛歌」（6秒間の無音）です。表明さえすれば誰もが国民になれるという「地球上のいたるところにあり、いたるところにない」ヌートピアは「国家の三要素」を満たさないので「仮想国家」とされています。 ３　ワイ公国 オーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で「ワイ＝私が」という意味なので、「私が公国」となります。国民は元首のポール・デルプラットⅠ世とその妻子の5人で、オーストラリアのシドニー郊外のモスマン市に建国しました。きっかけは、1993年のモスマン都市開発計画に始まり、「すべての家に舗装道路を！」をスローガンに工事が進められていたのですが、デルプラット家の道路だけは舗装されず、抗議をしても却下されたことで2004年に独立宣言しました。一説には、デルプラット一族の祖先に日系人がいたためにいじめられた（黄色い血の追放）ともいわれ、強く生きていくために、差別のない社会を実現するために建国したとされています。 ⁡ 世界の「ミクロネーション」には、国民を募集していたり、貴族になることもできたりと様々で、当然、自身で建国することもできます。 ⁡ 社会に縛られ、生きることが苦痛なら「死」ではなく、「生きる」ための選択を見つけませんか。 生きることに迷いがある方は、ホームページにあります「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。 独立の背景は様々ですが、強く生きているその意思の強さを見習いたいものですね。 ⁡ ⁡ [ Room Turn Blue ~ ルームターンブルー ~ ] 臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP / EAPコンサルタント / CBT Therapist®︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ®︎ ⁡ 目白駅から徒歩2分 池袋駅から徒歩10分 ⁡ ⁡ #認知行動療法　 #カウンセリング　 #心理学　 #カウンセリング研修　 #臨床心理士　 #公認心理師　 #セラピスト　 #カウンセラー　 #メンタルヘルス　 #悩み事　 #カウンセラー養成講座　 #資格取得　 #オンライン研修　 #研修　 #ミクロネーション　 #自称国家　 #国家　 #シーランド公国　 #ヌートピア　 #ワイ公国