2023/07/21
夏休みの宿題 ~ 先延ばしを防ぐ ~ 。いよいよ夏休みに入り、お子さまのいらっしゃるご家庭では、勉強や宿題、レジャーに思い出づくりと大変です。自由研究は何にしようか、読書感想文を書く本はどれにしようかと迷っているうちに、つい後回しにしてしまい、気がついたら夏休みがもうすぐ終わりそうになっていた、そういう経験はないでしょうか。このような「先延ばし」をする心理は、よく「夏休みの宿題」に例えられますが、普段から私たちはつい嫌なことやめんどくさいことを、後回しにしてしまうことがあります。つまり「将来の大きな利益(遅延報酬)よりも、目の前の小さな利益(即時報酬)を追ってしまう」のですが、これを「現在バイアス(present bias)」または「現在志向バイアス」といいます。「現在バイアス」は2002年行動経済学でノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンが提唱した概念で、私たちの「先延ばし」の心理を表しています。例えば、ダイエットをしようと思っても、すぐに成果は出ないので「現在バイアス」が働いて、運動や食事制限を続けることができなくなります。また、ニコチン、アルコール、ギャンブルなどの依存症も、将来的な健康を得るよりも、目先の嗜好が勝ってしまうために起こるといえます。そこで、今回は「夏休みの宿題」のように、やるべきことを「先延ばし」したくなった時の簡単な対処法を2つ紹介したいと思います。まず一つ目は、勝手に働く「現在バイアス」を活かすやり方で、すぐに得られる報酬(ご褒美)と、やるべきことをセットにする方法です。例えば、運動の後にアイスクリームを1つ食べるとか、ラーメンを抜いて好きな映画を観るなど、目の前の利益と紐づけることで将来的な成果に繋げることが可能になります。もう一つは、「損失回避性」を利用する方法です。人は報酬を得るよりも損失を回避しようとする習性があると考えられていて、これを「損失回避性」といいます。例えば、やるべきことが将来的な報酬(遅延報酬)になると考えると、面倒になって「先延ばし」をしてしまいますが、今やらないと人生の時間を無駄に過ごして損をする(遅延損失)と、損失的に考えれば「先延ばし」しにくくなるわけです。ずっと「先延ばし」していることがある方は、ぜひ試してみてください。でも、ひとりでは難しい方は、プロフィールにありますホームページのお問い合わせからお気軽にお声掛けください。「夏休みの宿題」が早く終われば、残った時間を有効活用できますよ。[ Room Turn Blue ~ ルームターンブルー ~ ]臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP / EAPコンサルタント / CBT Therapist︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ︎目白駅から徒歩2分池袋駅から徒歩10分
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