2022/08/07
私たちはつい、日常にある幸せを忘れて、辛いことや不幸なことばかりに目が向いてしまいます。今あるものに気がつかず、足りないものばかりを気にして、完全を追い求めてしまう。それらことが頭から離れなくなれば、ますます目の前の幸せは見えなくなっていきます。「毎日の中から喜びを探す」「どんな事が起きても、その中にきっと良かったことが見つかる」これは、愛少女ポリアンナ物語で有名な「よかった探し」のことですが、このフレーズによって「ポリアンナ効果」と言う心理学用語が生まれました。「ポリアンナ効果」とは、アメリカの心理学者チャールズ•オスグッドが提唱した、否定的な言葉よりも肯定的な言葉の方が大きな影響を及ぼすという効果のことです。確かに、ポジティブな気持ちは、私たちにとてもいい影響を与えてくれますが、ネガティブな状況でも常にポジティブであろうとすることもまた、問題といえます。このような、良い部分だけをみて自己満足してしてしまう症状を、逆に「ポリアンナ症候群」といいます。「ポリアンナ症候群」とは、直面した問題に含まれる微細な良い面だけを見て、負の側面から目を逸らすことより、現実逃避的な自己満足に陥る心的症状のことをいいます。つまり、「ポリアンナ症候群」は、現状の自分を正当化したり(認知的不協和)、自分にとって都合の良い情報ばかり集める(確証バイアス)というバイアスの一種ともいえます。私たち、目白心理総合研究所では、認知行動療法をもとに、適応的に、かつ、バランス良く考えられるようにお手伝いをしています。一人では頑張りすぎてバランスを失いやすく、どちらかに傾いてしまいやすいものです。ぜひ、私たちと一緒に無理なく喜びを探していきましょう。[ 一般社団法人 目白心理総合研究所 ]目白駅から徒歩2分池袋駅から徒歩10分
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